石川 道に迷った80代避難者を保護 こども園の園長に感謝状

東京, 01月31 /AJMEDIA/

能登半島地震で石川県能登町から津幡町に避難した80代の高齢者が、道に迷っていたところを保護したこども園の園長に、警察署から感謝状が贈られました。

津幡警察署では、30日、津幡町にあるこども園の園長長戸博英さん(46)に荻田直樹署長から感謝状が贈られました。

長戸さんは、今月13日の朝、津幡町の道路沿いに高齢の女性が薄着で立っているのを見かけ、声をかけたところ「道がわからなくなった」などと話したため、保護して警察に通報しました。

警察によりますとこの女性は80代で、能登半島地震のため能登町の高齢者施設から津幡町の親戚宅に避難していたということです。

長戸さんは「寒いのに上着も着ていなかったのでおかしいなと思って声をかけました。けがもなく無事でよかったです」と話していました。

今回の地震では、多くの人が2次避難などで慣れない場所で生活しているため今回のような事例が増えることも懸念されるということで、荻田署長は「警察もパトロールを強化していますが、住民の皆さんの協力も不可欠です。少しでもおかしいと思ったらためらわずに警察に通報していただきたい」と話していました。

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