熊本県知事選挙 自民・公明推薦の木村敬氏が初めての当選

東京, 03月25日 /AJMEDIA/

新人4人の争いとなった熊本県知事選挙は、自民・公明両党が推薦した元副知事の木村敬氏(49)が初めての当選を果たしました。
熊本県知事選挙の開票結果です。

▽木村敬(無所属・新)当選
 38万3010票

▽幸山政史(無所属・新)
 28万7750票

▽毛利秀徳(無所属・新)
 2万2116票

▽宮川一彦(無所属・新)
 8761票

自民党と公明党が推薦した元熊本県副知事の木村氏が、野党4党の地方組織が自主的に支援した元熊本市長の幸山氏らを抑え、初めての当選を果たしました。

木村氏は東京都出身の49歳。

平成11年に現在の総務省に入ったあと熊本県などに出向し、ことし1月まで3年余り副知事を務めました。

選挙戦で木村氏は、台湾の半導体大手、TSMCの誘致に携わった実績をアピールし、渋滞などの課題解決に取り組むと強調したほか、福祉や医療の充実なども訴えました。

その結果、推薦を受けた自民・公明両党の支持層を固めたほか、いわゆる無党派層などからも一定の支持を得て初めての当選を果たしました。

木村氏「今の熊本を取り巻く流れを変えてはならない」
木村氏は「今の熊本を取り巻く流れを変えてはならない、止めてはならないという思いで訴えた。熊本地震からの8年間、私たち熊本県民は一生懸命頑張って、創造的復興を成し遂げた。『この流れをやっぱり続けていこう』と、県民の意識が一つになった成果だと思う」と述べました。

投票率49.63% 前回選挙を上回る
熊本県選挙管理委員会によりますと、24日に投票が行われた熊本県知事選挙の投票率は49.63%でした。前回・4年前の45.03%を4.60ポイント、上回りました。

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