泉氏の後継争い、三つどもえに 兵庫県明石市長選―統一選・話題の選挙

東京, 4月17日, /AJMEDIA/

16日告示の兵庫県明石市長選には、元同県加西市長の中川暢三氏(67)、自民、公明が支援する元市議の林健太氏(40)、引退する泉房穂市長(59)が後継指名した元市議の丸谷聡子氏(59)の3人が届け出た。
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 泉氏は昨年10月、市議に暴言を吐いた責任を取って政治家引退を表明した。その後政治団体を設立し、県議選や市議選に候補者を擁立。今月9日の県議選では1人が当選し、市長選への擁立も模索していた。
 中川氏は行政経験をアピールし、小学校給食の無償化や選挙条例の制定などを訴える。林氏は無所属で出馬し、自公が推薦。議会では自民会派に所属し泉氏と対立関係だったが、高校生までの医療費無料化など泉市政の継続、発展を主張する。
 丸谷氏に泉氏から出馬打診があったのは3月下旬といい、「大変驚いた。夢にも思わなかった」。泉市政の継承をうたうと共に「泉氏はトップダウンだが、私はボトムアップで職員の良さを引き出しながらやっていく」と独自色ものぞかせる。

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