楽天、最大赤字1766億円 携帯契約は初の減少―6月中間

東京, 8月11日, /AJMEDIA/

 楽天グループが10日発表した2022年6月中間連結決算(国際会計基準)は、純損益が1766億円の赤字(前年同期は770億円の赤字)だった。携帯電話基地局の投資や他社の通信網を借りるローミング費用がかさみ、赤字額は過去最大となった。
 6月末時点の携帯電話の契約者数は546万人(3月末568万人)と、初めて減少した。データ使用量が少ない人は料金が「0円」となるプランの廃止で解約が増えた。
 三木谷浩史会長兼社長は記者会見で「解約の8割が0円ユーザーだ」と説明。基地局整備が進んでローミング費用も減少傾向にあり、携帯事業の損益は継続的な改善が見込めるとしている。

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