東京, 02月15 /AJMEDIA/
14日の東京株式市場、日経平均株価は一時、300円以上値下がりし、3万7700円台となりました。
アメリカで金融引き締めが続くという見方などから13日のニューヨーク市場では、主要な株価指数が大幅に下落しました。
また、日経平均株価は、13日の一日で1000円以上上昇していて、14日の東京市場では、いったん利益を確定させようという動きも出るなど、幅広い銘柄に売り注文が広がりました。
▽日経平均株価、14日の終値は、前日の終値より260円65銭安い3万7703円32銭。
▽東証株価指数=トピックスは、27.44下がって2584.59。
▽14日の出来高は19億898万株でした。
14日の日経平均株価、値下がりはしましたが、市場関係者からは日本株の底堅さを指摘する声が聞かれました。
日経平均株価は、13日は1000円以上値上がりし、およそ34年ぶりに一時、3万8000円台をつけましたが、14日は取り引き開始直後から値下がりしました。
背景には、アメリカで金融引き締めが続くという見方などから、13日のニューヨーク市場で主要な株価指数が大幅に下落したことに加え、投資家の間で、いったん利益を確定させようという動きがあったことがあります。
ただ、市場関係者からは「値下がりの幅は限定的だった」として、日本株の底堅さを指摘する声が聞かれました。
15日は、去年10月から12月までの日本のGDPが発表されます。
株価の上昇基調を支えている日本企業や日本経済への期待感を裏付ける内容となるのか。
市場関係者は、個人消費などの動向にも注目しています。