政倫審 関係議員の出席 公明に協力求める考え 立民 岡田幹事長

東京, 03月21日 /AJMEDIA/

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、立憲民主党の岡田幹事長は、実態を解明するため、すべての関係議員が政治倫理審査会に出席すべきだという考えを重ねて示したうえで、実現に向けて与党の公明党にも協力を求める考えを示しました。

今回の問題を受けて、衆参両院の政治倫理審査会では、これまでに岸田総理大臣と、安倍派と二階派の幹部ら合わせて10人の議員による弁明と質疑が行われました。

これについて立憲民主党の岡田幹事長は、島根県雲南市で記者団に対し「疑惑を持たれている人が全員出てきて、きちんと説明してもらいたい。審査会で説明したいというまともな議員は自民党にもいるはずで、それを誰かが止めているとしたら問題だ」と述べました。

そのうえで、衆議院の審査会では、野党だけでは開催の申し立てに必要な委員の数が足りないことから、与党の公明党にも協力を求める考えを示しました。

一方、自民党による関係議員の処分について、岡田氏は「国民が納得できるようなものでないと意味がないが、その前提として、事実解明がなされなければ納得いく処分にならないのではないか」と指摘しました。

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