東京, 12月2日, /AJMEDIA/
岸田文雄首相は２日朝、サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）で日本が強豪スペインを下し、決勝トーナメント進出を決めたことを受け、「歴史的な勝利を収めた」と賛辞を贈った。首相官邸で記者団の質問に答えた。また、森保一監督と日本サッカー協会の田嶋幸三会長に電話し、「国民が勇気や元気をいただいた」とたたえた。
首相は試合の前半途中、１点先行されている場面から観戦したという。高揚した面持ちで「引き続き努力し、次の試合に臨んでほしい」とエールを送った。
開催国カタールの移民労働者らへの人権侵害問題を巡り、欧州などのＷ杯代表チームから批判の声が上がった点については、「スポーツの世界でも具体的な行動としてあること、人権の重みについて私自身も改めて感じた」と語った。
