参院、ガーシー氏除名検討 本会議欠席で陳謝拒否

東京, 3月9日, /AJMEDIA/

NHK党のガーシー(本名・東谷義和)参院議員は8日午前の参院本会議を欠席した。国会欠席を続けているため参院が「公開議場での陳謝」の懲罰を科し、この日の本会議で応じるよう求めていた。本会議欠席を受け、与野党は最も重い懲罰の「除名」処分とすることを検討する。
尾辻秀久議長は、ガーシー氏が陳謝に応じなかったことを「院内の秩序を乱すものだ」として、再び参院懲罰委員会に付託した。
 国会法は懲罰として重い順に(1)除名(2)一定期間の登院停止(3)公開議場での陳謝(4)公開議場での戒告―と規定。海外滞在中のガーシー氏は昨年7月の初当選以降、一度も国会に姿を現さず、参院は先月の本会議で「陳謝」の懲罰を科すと決定した。
 ガーシー氏は当初、陳謝に応じる意向を示していたが、7日にSNSで「今(日本に)帰るのは時期尚早と判断した」と説明した。
 自民党の世耕弘成参院幹事長は本会議後、記者団に「裏切られた。言語道断だ。除名も視野に調整する」と述べた。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts