東京, 02月23日 /AJMEDIA/
自動車整備士が不足する中、群馬日野自動車(群馬県前橋市上増田町、中村丙午社長)は、整備士の健康維持のため、就業時間内に理学療法士によるマッサージを受けられる仕組みを取り入れている。整備士が少しでも長く現場で体を動かせるようにするほか、魅力的な職場環境を整え採用増につなげる考えだ。
勤務時間中の平日午前8時半~午後4時の間、整備士が本社敷地内のトレーニングルームを次々と訪れる。マッサージは1人当たり20~30分。業務委託された理学療法士、佐藤祐一さん(40)=高崎市=は「整備士は重量物を持つことが多く体を酷使している。筋肉を付け、体の使い方もアドバイスしている」と話す。