公明 石井幹事長「簡単でない」岸田首相 総裁任期中の憲法改正

東京, 03月22日 /AJMEDIA/

岸田総理大臣がみずからの自民党総裁の任期中に憲法改正を実現したいとしていることに関連し、公明党の石井幹事長は、国会での議論が進んでおらず簡単ではないという認識を示しました。

憲法改正をめぐって、岸田総理大臣は先の自民党大会でみずからの総裁任期中に改正を実現したいとして、条文案の具体化を進め各党との議論を加速させる考えを示しましたが、今の国会では自民党の派閥の政治資金をめぐる問題の影響もあり、憲法審査会が一度も開催されていません。

これに関連して公明党の石井幹事長は22日の記者会見で「憲法改正には衆議院と参議院で3分の2以上の多数で発議しなければならない上、国民投票を行うという手続きを要する」と指摘しました。

その上で「衆議院は比較的議論が進んでいるが、参議院の憲法審査会の議論はまだこれからという状況を考えると、そう簡単なことではない」と述べました。

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