上川外相 来週 UNRWA事務局長と面会へ

東京, 03月23日 /AJMEDIA/

上川外務大臣は、来週、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関のラザリーニ事務局長と面会し、一部の職員がイスラエル攻撃に関与したという疑惑への説明を直接聞いたうえで、停止している資金拠出を再開するか検討する考えを示しました。

UNRWAをめぐっては、一部の職員が去年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃に関与した疑いが出たことを受けて、日本を含む複数の関係国が資金拠出を停止しています。

UNRWAのラザリーニ事務局長は来週、日本を訪れる方向で調整していて、上川外務大臣は記者会見で「今回の疑惑を受けたUNRWAのガバナンス強化の取り組みや方向性についてしっかりと説明を受けたい」と述べました。

そのうえで、資金拠出を再開するかどうか検討する考えを示しました。

また、上川大臣は「パレスチナの難民支援でUNRWAは不可欠な役割を果たしている。一日も早く信頼を取り戻し、役割を果たせるような取り組みを進めることが必要だ」と指摘しました。

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