リコー・東芝、複合機統合へ デジタル化で市場縮小

東京, 5月19日, /AJMEDIA/

リコーと東芝が、複合機やコピー機などオフィス向け事務機の生産事業を統合し、2024年に新会社を設立する方針であることが18日、分かった。デジタル化に伴うペーパーレス化や、コロナ禍による在宅勤務の普及で事務機の市場は縮小傾向。事業統合で生き残りを目指す。
複合機、需要開拓に奔走 オフィス回帰も先行き厳しく―メーカー各社

 19日にも発表する。リコーと、東芝子会社の東芝テックそれぞれの開発・設計や生産機能を新会社に集約する。販売部門は残す見通しだ。
 オフィス用事務機は日本メーカーが世界シェアの大半を占めるが、今後も印刷需要の減少は続くとみられ、市場を取り巻く環境は厳しい。リコーと東芝は、開発や生産の効率化によって活路を見いだす。

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