マツダ、中国で4日間稼働停止 12月も、需要減響く

東京, 12月4日, /AJMEDIA/

 マツダが、中国の江蘇省南京市にある完成車工場で、今月の操業を4日間停止する方針であることが2日、分かった。中国での需要停滞に伴う在庫調整のため。同社は先月、今年度の中国での販売台数見通しを17万台から11万台へ大幅に下方修正していた。
 コロナ禍が長期化する中国での生産調整を巡っては、11月にホンダが湖北省武漢市の完成車工場を一部止めた。このほかダイハツ工業も、中国の物流関係者の感染判明で部品調達難に陥ったことが響き、日本にある1工場で3日間の停止を余儀なくされた。
 マツダが12月に稼働停止を予定しているのは9、12、16、19日の計4日間。新型車の発売がないことなどから販売が低迷しているようだ。11月も同じ工場で4日間、関連のエンジン工場では9日間それぞれ操業を止めた。同月は、仕入れ先の部品工場で新型コロナ感染者が確認されたことで部品供給にも支障が出ていた。

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