ブロッコリーが26年度から「指定野菜」に昇格 出荷全国10位の群馬県の生産者が期待

東京, 02月05 /AJMEDIA/

消費量が増加しているブロッコリーが2026年度から、国主導で出荷安定を図る「指定野菜」に加わる。農林水産省の統計では本県の22年産のブロッコリー出荷量は、10年前より2割近く多い5640トンで全国10位。市場価格が大幅に下がった際に国が交付する補給金が厚くなることから、安定生産につながるとして、県内関係者から喜びの声が上がっている。

指定野菜 1966年の野菜生産出荷安定法に基づき、農林水産省が特に消費量が多いとする野菜。キャベツ、キュウリなど14品目が指定されている。国の需給指針に沿って、JAなど出荷団体が供給計画を作成。市場価格が大幅に下がった際、国が補給金を交付する。一定規模の面積など要件を満たした指定産地は、指定野菜に準じる特定野菜の産地より保証基準額や補塡(ほてん)率が高い。

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