ビッグモーター ガリバー運営会社の株式を一部売却

東京, 9月28日, /AJMEDIA/

ビッグモーターは、同じ中古車販売大手、ガリバーの運営会社の株式を一部売却したことがわかりました。保険金の不正請求などの問題で経営が悪化する中、保有する株式の売却を通じ、手元の資金を確保するねらいがあるとみられます。

ビッグモーターが27日、関東財務局に提出した株式の大量保有の変更報告書によりますと、今月14日から20日にかけてガリバーを運営する「IDOM」の、株式の一部を市場で売却したということです。

これによりビッグモーターが保有するIDOMの株式の比率は5.33%から4.15%に低下しました。

売却額は当時の株価から試算して9億円程度とみられ、保険金の不正請求などの問題で経営が悪化する中、保有する株式の売却を通じ、手元資金を確保するねらいがあるものとみられます。

一方、IDOMは、ビッグモーターが保有する株式は、2018年に市場内で買い付けられたもので、ビッグモーターとの間には資本提携や業務提携の事実は一切無いとしています。

一連の問題を受けてビッグモーターは、年内をめどに外部の支援先による経営の抜本的な立て直しを目指していますが、計画どおりに進むかは不透明な状況です。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts