テレビ東京社長 ジャニーズタレント新規起用「極めて慎重に」

東京, 9月29日, /AJMEDIA/

ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて、テレビ東京の石川一郎社長は、今後の番組などへの所属タレントの新たな起用について、「極めて慎重に判断する」と述べ、10月2日に開かれる会見の発表内容を確認し、改めて、その後の対応を検討する考えを示しました。

28日に開かれたテレビ東京の定例記者会見で、石川一郎社長は、ジャニーズ事務所に対し、9月14日に文書で申し入れを行ったことを明らかにしました。

この中では、
▽社内ガバナンスの確立や、
▽被害者への補償の実行
それに、
▽社名の変更を求めたということです。

今後の番組などへの所属タレントの新たな起用について、石川社長は「極めて慎重に判断する」と述べ、現在は新たな起用を行っていないとしています。

そのうえで、10月2日に開かれる事務所による会見の発表内容を確認し、改めて、その後の対応を検討する考えを示しました。

一方、外部の専門家による特別チームの調査報告書で、今回の問題の背景の一つに、“メディアの沈黙”が指摘されたことに関連し、検証作業のためのヒアリングを社内で行っているということです。

石川社長は「芸能界のスキャンダルと捉えて、深刻な人権問題という認識がなかった。きちんと人権問題と捉えていくべきだった」と述べました。

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