スルガ銀に15%出資へ クレディセゾン、持ち分法適用会社に

東京, 5月18日, /AJMEDIA/

クレジットカード大手クレディセゾンが、スルガ銀行に15%程度出資し、持ち分法適用会社とする方針を固めたことが17日、分かった。スルガ銀は2018年に発覚した不正融資問題で経営難に陥り、家電量販店大手ノジマの下で経営再建を目指したが、頓挫していた。近く発表する。出資額は17日終値ベースで200億円弱とみられる。
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 クレディセゾンがスルガ銀の自社株を取得する。スルガ銀もクレディセゾンに5%程度出資。資本・業務提携するとともに、相互に役員を派遣する。クレディセゾンの高橋直樹副社長、スルガ銀の加藤広亮副社長が、互いに相手方の役員に就任する方向で調整している。
 スルガ銀は新たに大株主となるクレディセゾンの下で新たに戦略を練り直し、低迷する収益の底上げを目指す。クレディセゾンは出資により、双方が得意とするリテール金融を強化し、相乗効果を高めたい考えだ。

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