東京, 7月19日, /AJMEDIA/
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、電子版)は18日、ソフトバンクグループ(SBG)が、傘下の英半導体設計大手アームのロンドン証券取引所への上場計画を停止したと報じた。今月に入ってジョンソン政権が崩壊し、担当大臣2人が辞任したことが理由という。
FTが複数の関係者の話として伝えたところでは、SBGはニューヨークとロンドンの両証券取引所に同時に新規株式公開(IPO)を行う「重複上場」に向けて協議を進めてきた。ジョンソン首相も自ら、SBGの孫正義会長兼社長に対し、アームのロンドン上場を働き掛けていたとされる。