G7「人への投資」議論 岡山・倉敷で労相会合開幕

東京, 4月23日, /AJMEDIA/

先進7カ国(G7)労働雇用相会合が22日、岡山県倉敷市で開幕した。会合は2日間の日程で、「人への投資」をテーマに討議。リスキリング(学び直し)を後押しして賃上げや生産性向上につなげる必要性を確認する「G7倉敷宣言」の採択を目指す。
賃上げへ学び直し推進 G7労相「人への投資」宣言案

 議長を務める加藤勝信厚生労働相は開幕のあいさつで、「人への投資の重要性を世界に向けて発信していきたい。引き続き緊密に協力し、グローバル社会への一層の貢献につなげる」と述べた。
 デジタル化や脱炭素化など産業構造の変化に合わせ、働き手は新たな技術や能力を身に付けることが求められている。宣言には、企業にとって学び直しが「経費ではなく投資だ」と明記する見通しだ。性別や年齢にかかわらず、意欲と能力に応じて活躍できる労働環境整備に向けた議論も行う。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts