G20、為替急変動に懸念 日本、過度な円安には介入―財務相会議、共同声明見送り

東京, 10月14日, /AJMEDIA/

米ワシントンで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は13日、2日間の日程を終え閉幕した。日本から出席した鈴木俊一財務相は記者会見し、共同声明をまとめるのは難しく、議長国インドネシアが議論の成果を盛り込んだ議長総括を後日発表するとの見通しを明らかにした。議長総括では「多くの通貨が大幅に変動したとの認識が共有され、為替相場(に関する従来)の合意が再確認される」と述べた。
 13日の閉幕前には、外国為替市場で円相場が一時1ドル=147円台後半と約32年ぶりの安値に急落した。鈴木氏は「過度な動きには適切な対応を取りたい」と語り、追加の為替介入も辞さない考えを強調した。

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