G20、世界経済の下振れ警戒 G7「金融安定へ行動」

東京, 4月14日, /AJMEDIA/

【ワシントン時事】米ワシントンで始まった20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は13日(日本時間14日未明)閉幕する。米欧の利上げや金融不安の影響など、世界経済の下振れリスクに警戒感が広がる中、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの対応を巡る参加国の分断で、共同声明の採択は5回連続で見送られる公算が大きい。

 3月の米中堅銀行破綻などで金融不安が米欧に広がって以降、主要国の財務相・中銀総裁が集まったのは初めて。日本は先進7カ国(G7)の議長国として12日(同13日未明)にG7会議を開き、「金融セクターの動向を注意深く監視し、世界の金融システムの安定と強靱(きょうじん)性を維持するため適切に行動する用意がある」との共同声明を発表した。

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