ANA労組、ベア6000円要求 JAL労組も過去最高、旅客回復で

東京, 3月2日, /AJMEDIA/

全日本空輸の最大労働組合「ANA労働組合」は1日、2023年春闘で基本給を底上げするベースアップ(ベア)に関し、一律で過去最高の6000円求めることを決めた。ベア要求は19年以来4年ぶりとなる。旅客需要が回復しつつある中、人材確保が急務となっていることや、物価上昇の影響を踏まえた。
一時金については会社側が2月に組合に伝えた夏と冬それぞれ2カ月分の支給に加え、来年度の業績が目標を超えた場合の追加支給を求める。一時金とは別に、社員の意欲向上を目的とした10万円の特別金も要求する。
 一方、日本航空の最大労働組合「JAL労働組合」は1日までに、23年春闘でベアを6000円求めることを決めた。ベア要求額は過去最高。年間の一時金については、夏と冬それぞれ2カ月分に業績分を上乗せした計5カ月分以上を求める。

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