食品輸出、上期6525億円 欧米需要回復で過去最高

東京, 8月5日, /AJMEDIA/

 農林水産省は5日、2022年上半期(1~6月)の農林水産物・食品の輸出額(速報値)が前年同期比13.1%増の6525億円になったと発表した。上期として2年連続で過去最高を更新。コロナ禍で落ち込んだ外食需要が欧米を中心に回復したことなどが寄与した。
 小売店やインターネット販売向けも引き続き堅調に推移。ホタテ貝やブリが6割超伸びたほか、日本酒は33.7%増加するなど幅広い品目で輸出額が過去最高となり、総額を押し上げた。20万円以下の少額貨物を除くと、14.1%増の6165億円だった。
 国・地域別では、中国が18.0%の大幅増で1201億円と最大。米国が34.5%増の1046億円と続いた。前年同期で最大だった香港はコロナ禍に伴う飲食店の営業停止などが響き、10.9%減だった。

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