韓国専門家が福島原発視察 処理水放出巡り浄化設備確認

東京, 5月24日, /AJMEDIA/

【ソウル時事】東京電力福島第1原発の処理水海洋放出の計画を巡り、訪日した韓国政府の専門家視察団が23日、原発の視察を始めた。日本側は東電や経済産業省の関係者が対応した。24日までの予定で、処理水の浄化設備を確認する。
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 7日のソウルでの日韓首脳会談で、岸田文雄首相と尹錫悦大統領が視察団の派遣に合意していた。視察団は23日、放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)や、放射性物質が減っているかを測定し確認するタンクなどを約9時間にわたり重点的に視察した。
 西村康稔経産相は23日の記者会見で、韓国政府の視察について「安全性への理解が深まることを期待したい」と述べた。視察団は、韓国の原発や放射線などの専門家で構成され、21~26日の日程で訪日している。

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