関電、営業自粛を延長 5月の改善計画まで―不正閲覧

東京, 4月28日, /AJMEDIA/

関西電力は27日、顧客情報の不正閲覧問題を受けて今月末までとしていた営業活動の自粛期間を延長すると明らかにした。5月12日が期限の業務改善計画提出に合わせて営業自粛を解除し、社内処分を公表する方針。森望社長は27日の決算記者会見で「失った信頼を一歩一歩回復していく」と述べ、再発防止の徹底を改めて誓った。
 不正閲覧問題では、関電社員62人が新電力の顧客情報を、家庭で使うエネルギーを電気のみで賄う「オール電化」などの営業活動に利用していた。関電は社内調査や研修に集中するとして、2月下旬から電気・ガス販売などの営業活動を自粛。今月17日に経済産業省から、関電としては2度目となる業務改善命令を受けていた。

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