長崎へ新幹線走る 報道陣向け試乗会―JR九州

東京, 9月11日, /AJMEDIA/

 JR九州は10日、佐賀、長崎両県を結ぶ西九州新幹線(愛称「かもめ」)が23日に開業するのを前に、報道陣向けの試乗会を開いた。武雄温泉(佐賀県武雄市)―長崎(長崎市)間の全長66キロを「かもめ」で走行。同社は開業に向けさまざまなイベントを開催し、機運を盛り上げる。
 佐賀(佐賀市)を在来線特急で出発し、武雄温泉で新幹線に乗り継ぐ「リレー方式」。この方式で、博多(福岡市)―長崎間は最速で1時間20分と、現行より30分ほど短縮できるという。
 車両の外装と内装は、豪華寝台列車「ななつ星in九州」などJR九州の車両を手掛けてきた工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が担当した。車体は白と赤を基調にしている。座席は車両ごとに色やデザインが異なり、菊や唐草をモチーフとした模様をあしらった。
 JR九州の担当者は「車窓からは大村湾や茶畑などが見られる。最新型車両や、外観と内観のデザインも楽しんでほしい」と話した。

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