豊田会長の任期、2年延長 異例の3期目―自工会

東京, 11月18日, /AJMEDIA/

日本自動車工業会は18日、来年5月までの豊田章男会長(トヨタ自動車社長)の任期を2年間延長すると発表した。会長職はトヨタ、日産自動車、ホンダの3社が輪番で務めるのが慣例だったが、2018年に就任した豊田氏は3期目となり、異例の続投となる。
 同日開いた理事会で内定した。自動車業界が電動化など「100年に1度」と言われる転換期を迎える中、同会長の下で継続性を重視する声が多かったという。オンラインで記者会見した豊田氏は「これまでの危機対応で得た経験が難局を乗り越えるための役に立つならと、引き受けた」と語った。同氏は12~14年にも自工会会長を務めており、これを含めると通算4期目となる。
 また副会長職を2人増やし、日産自動車の内田誠社長、スズキの鈴木俊宏社長が新たに就任する。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts