繁華街で爆発、6人死亡 81人負傷、テロか―トルコ・イスタンブール

東京, 11月14日, /AJMEDIA/

トルコの最大都市イスタンブール新市街の繁華街イスティクラル通りで13日午後4時20分(日本時間同10時20分)ごろ、爆発があり、少なくとも6人が死亡、81人が負傷した。現場を視察したオクタイ副大統領は記者団に対し、「テロ攻撃とみている。女が爆弾を爆発させたようだ」と述べた。
 地元メディアによると、犠牲者には女児が含まれている。また、ソイル内相は現場に爆発物を残し立ち去ったとされる人物の身柄を拘束したと述べ、反政府武装組織クルド労働者党(PKK)が関与したという見方を示した。
 通りは買い物客らでごった返していた。現場で撮影されたとみられる映像では大きな爆発の後、複数の人が倒れている様子が確認された。警察は爆発直後に現場一帯を封鎖した。
 在イスタンブール日本総領事館によると、日本人が被害に遭ったという情報はない。
 エルドアン大統領は記者会見で、捜査を徹底する姿勢を示し、「トルコの人々をテロで打ち負かそうとする企ては失敗に終わる」と強調した。
 イスティクラル通りはレストランや商店が並ぶイスタンブール随一の繁華街。外国人観光客も多く訪れることで知られる。通りでは2016年にもテロがあり、少なくとも5人が死亡した。
 トルコでは以前、過激派組織「イスラム国」(IS)やクルド系武装組織などの関与が疑われるテロが相次いでいたが、最近は比較的治安が安定していた。

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