東京, 11月14日, /AJMEDIA/
黒田東彦日銀総裁は14日、名古屋市で講演し、地元経済界の代表者らと意見交換した。講演では、経済・物価情勢や金融市場の不確実性が「極めて高い」と指摘した上で、「金融緩和を継続することによって、経済活動をしっかりと支えていくべき局面にある」と強調した。
意見交換では、外国為替市場の動向に関し「急激な為替変動は先行きの不確実性を高め、わが国経済にとって望ましくない」と表明。インフレ抑制に向けた欧米各国の急速な金融引き締めの影響などをきめ細かく点検していく考えを示した。