経団連副会長に野田氏ら6氏 初の外資系、豊田氏は見送り

東京, 2月7日, /AJMEDIA/

 経団連は6日、新任の副会長にヴェオリア・ジャパンの野田由美子会長(63)ら6人を起用する人事を内定した。5月31日の定時総会を経て就任する。ヴェオリア・ジャパンは仏ヴェオリアグループで水事業を手掛けており、外資系企業からの副会長就任は初。女性は2人目となる。次期会長候補として注目されているトヨタ自動車の豊田章男社長(66)の起用は見送った。
 十倉雅和会長は6日の記者会見で、野田氏について「女性の感性に加え、外資会社の会長で、横浜市で行政経験もお持ちだ」と説明。「幅広い見識を生かし、手腕を発揮してほしい」と述べた。豊田氏については「今回の人事とは関係なく、日本の産業界に貢献いただければ」と語った。
 野田氏のほか副会長には、日本生命保険の筒井義信会長(69)、NTTの澤田純会長(67)、三菱商事の垣内威彦会長(67)、三菱重工業の泉沢清次社長(65)、三菱UFJフィナンシャル・グループの亀沢宏規社長(61)が就く。住友商事の中村邦晴会長(72)ら5人は任期満了で退任する。

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