社外取交代で利益率改善 フジテックに提案―物言う株主

東京, 2月14日, /AJMEDIA/

 「物言う株主」として知られる香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントのセス・フィッシャー最高投資責任者は13日、取材に応じ、投資先のエレベーター大手フジテックについて「われわれが推奨する取締役が入ることで、利益率は大幅に改善する」と主張した。フジテックが24日開く臨時株主総会で、オアシスは現在の社外取締役6人全員の解任と新たな6人の選任を提案している。
 オアシスはフジテック株を約17%保有。昨年6月の総会に際しては、創業家と同社の不審な取引を指摘、創業家出身の内山高一社長(当時)の再任案に反対した。フジテックは再任案を総会直前に撤回し、内山氏は会長に就いた。

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