石油、過去最大1500万バレル放出 国家備蓄から初、IEAと協調

東京, 4月8日, /AJMEDIA/

 岸田文雄首相は7日、国際エネルギー機関(IEA、本部パリ)による石油備蓄の協調放出合意を受け、日本として過去最大となる1500万バレルを追加放出すると発表した。石油元売り会社などに義務付けている民間備蓄と、政府が全国10カ所で管理している「国家備蓄」から放出する。国家備蓄からの放出は1978年の制度開始以来、初めてとなる。
 岸田首相は記者団に対し、「(IEA割当量の)1.5倍の1500万バレルの備蓄を放出する」と表明。放出規模は米国に次ぐと説明した。

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