消費者物価、0.8%上昇 食料が6年ぶり伸び―3月

東京, 4月22日, /AJMEDIA

 総務省が22日発表した3月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が100.9となり、前年同月比0.8%上昇した。上昇は7カ月連続。原油価格の高騰や円安を背景にエネルギーが大幅に上昇し、食料も2015年12月以来、6年3カ月ぶりの高い伸びとなった。
 エネルギー全体は20.8%上昇で、前月に続き1981年1月以来となる高い伸び。内訳はそれぞれ、電気代が21.6%、都市ガス代は25.3%、ガソリンは19.4%、灯油も30.6%上昇した。
 生鮮食品を除く食料は2.0%上昇。円安の影響で輸入品の牛肉やインスタントコーヒーなどが伸びたほか、世界的な穀物価格上昇を受け食用油なども大幅に上昇した。

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