本社工場跡地を一部売却 エンジン不正、財務改善も―日野自

東京, 12月25日, /AJMEDIA/

 日野自動車が、本社に隣接する日野工場(東京都日野市)の敷地の一部を売却する方針を固めたことが24日、分かった。老朽化に伴い同工場の移転計画を進める中、跡地を自社で利用するか、売却するか検討していた。
 同社は「26日開催の取締役会に付議する」とのコメントを出した。
 日野自は、3月に公表したエンジン不正問題で国内での生産、販売が大幅に減少。2023年3月期の連結営業利益は前期比8割減の60億円に落ち込む見通しで、売却には財務改善の狙いもあるとみられる。
 日野工場は敷地面積約30万平方メートル。段階的に古河工場(茨城県古河市)に移転しており、25年をめどに完了する計画だ。

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