日本郵政、ゆうちょ銀株売却 1兆円超、保有比率60%程度に

東京, 2月28日, /AJMEDIA/

 日本郵政は27日、傘下のゆうちょ銀行株式を来月売却すると発表した。売り出し株式数は最大10億8900万株で、議決権比率は約89%から60%程度に下がる。売り出し価格は未定だが、1兆円超に上るとみられる。ゆうちょ銀株の売却は2015年11月のグループ3社上場時以来となる。
 ゆうちょ銀は、東証最上位のプライム市場の上場維持に必要な「流通株式比率」の基準を満たしていなかった。日本郵政の今回の売り出しで、同比率は現状の10.6%から、上場維持に必要な35%を上回ることになる。

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