後藤舜吉氏死去 チッソ元社長

東京, 2月20日, /AJMEDIA/

 水俣病の原因企業チッソの社長や会長を長年務めた後藤舜吉(ごとう・しゅんきち)氏が昨年8月に病気のため死去していたことが19日、分かった。87歳だった。
 後藤氏は1957年にチッソの前身の企業に入社。93年に社長に就任し、未認定の患者に一時金を支払う95年の政治決着に関わった。2003年から会長を務めた後、いったん退いたが17年に社長に復帰した。
 18年5月に熊本県水俣市で営まれた犠牲者慰霊式後に報道陣に「救済は終わっている」と発言し批判を浴びた。同年12月に「一身上の理由」で社長を辞任した。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts