優勝賞金1000万円 群馬・前橋市で3月開催のニッポンイノベーションアワード 「日本を盛り上げたい」

東京, 01月12日, /AJMEDIA/

経営コンサルなどを手がけるデロイトトーマツグループ(東京都)などが3月2日に前橋市で初めて開く全国規模の起業家発掘イベント「ニッポンイノベーションアワード」について、同社の前田善宏CGOらでつくる実行委員会は11日、群馬県庁で会見し、優勝賞金を1000万円とすることなど詳細を発表した。

 アワードは、「アップデートアース2024 ミライMATSURI@前橋」の一部として行う。アワードを行う日本トーターグリーンドーム前橋を主会場に、周辺の県庁や前橋公園でEV(電気自動車)カートの乗車体験やロボット製作ワークショップといったイベントを展開する。東京圏の人気ラーメン店の出店もある。

 アワードは、宇宙や教育、医療、農業、食、メタバース(仮想空間)など、さまざまな分野の課題解決に資する革新的な事業計画を募集する。既に応募は締め切られ、当日に受賞者発表と表彰式が行われる。

 前田さんや角川アスキー総合研究所の福田正取締役、ジンズホールディングスの田中仁CEOらでつくる実行委が主催。山本一太知事と山本龍前橋市長はそれぞれ名誉会長と会長に就いた。

 初の開催地に前橋を選んだ理由について、前田さんは「群馬イノベーションアワード(GIA)が毎年開かれるなどデジタルイノベーションシティとしての土壌がある。ここをスタートに日本全国に盛り上げていきたい」と話した。

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