中国念頭、重要鉱物の依存低減 金融システム強化で一致―G7広島サミット

東京, 5月20日, /AJMEDIA/

先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)は19日、初日の討議で、世界経済の現状について議論した。重要鉱物やエネルギーなどの確保を巡ってG7首脳は、中国やロシアを念頭に特定国への依存度を引き下げるため緊密に連携していくことで一致した。「信頼性のあるサプライチェーン(供給網)」を構築する必要性も確認。「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国と協力する重要性についても、認識を共有した。
中国の威圧に対抗 経済安保で付属文書へ―G7サミット

 議長の岸田文雄首相は討議で、米欧の利上げが米中堅銀行の破綻など金融不安を誘発したことを踏まえ、「金融システムのさらなる強化に向けた議論を進めなければならない」と呼び掛けた。各国首脳も同様の認識を示した。

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