メタバースでも「月見」商戦 モス初参入、マックは8商品

東京, 9月7日, /AJMEDIA/

 卵を月に見立てた「月見」メニューで、外食各社が火花を散らしている。初参入するモスバーガーは、インターネット上の仮想空間「メタバース」上に店舗を開店。日本マクドナルドは、ロングセラー「月見バーガー」など8商品を投入する。10日の中秋の名月を前に、商戦は盛り上がりを見せている。
 モスバーガーは、小麦の香りのパンに半熟卵をトッピングした「月見フォカッチャ」(520円)を14日から期間限定で販売する。これに併せ、ネット上に「モスバーガー ON THE MOON(オンザムーン)」を開店し、仮想のバーガーづくりなどで商品をアピール。運営するモスフードサービスの安藤芳徳マーケティング本部長は「180万食が目標」と意気込む。
 日本マクドナルドは7日以降、バーガーの「こく旨すき焼き月見」(440円)やスイーツの「栗のモンブランの月見マックフルーリー」(330円)など8種類を販売。同社は「月見シリーズは秋の人気商品として定着している」と自信を見せる。
 このほか、弁当チェーンのプレナスは2日から、「月見大判焼鳥丼」(650円)などを展開。ちゃんぽんチェーンのリンガーハットは、半熟卵をトッピングした「彩り月見ちゃんぽん」(レギュラーサイズは990円)などで、秋の訪れを実感してもらいたい考えだ。

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