イケア前橋がプレオープン 開店前に2500人が列

東京, 01月14日, /AJMEDIA/

スウェーデン発祥の家具店、イケア前橋(群馬県前橋市亀里町)が14日、プレオープンした。開店前から2500人が順番待ちの列をつくり、家具やインテリア、雑貨を買い求めた。
混雑緩和のため、事前に会員登録し、予約した人だけが入店できる仕組み。入店時間帯を午前、昼、夕方の三つに分けたが、それでも終日混雑した。
先頭に並んだのは、前橋市在住の30代と60代の母娘。「午前6時半から並んでいる」という娘は、15年前からイケアのファンだという。「今までは埼玉県のイケア新三郷まで通っていた。(イケア前橋のオープンを)10年待ったので、一番乗りしたかった」と意気込んだ。

 午前10時、野山和美店長があいさつし、開店した。「皆さまにお会いできることを楽しみにしていました。ぜひイケア前橋での体験を楽しんでください」と呼びかけた。
入り口近くの「スモーランド」では、子どもを預けることができる。利用者第1号は高崎市の6歳と4歳の姉妹だった。30代の母親は「子どもたちも買い物に付き合わせるより遊んでいたほうが楽しいはず」と話した。

 コーナーには外国人スタッフの姿も。北欧風の外見で、スウェーデン本社からの社員かと思いきや、「地元採用のフランス系ブラジル人」という群馬らしい人材。日英仏とポルトガル語の4カ国語を操るという。
家具売り場は家族人数や年齢、職業などを細かく設定して作り込んだ41のモデルルームを備える。①持ち家率が高い②住宅が広い③ガーデニングを楽しむ家庭が多い―といった前橋市周辺の住宅事情を踏まえた商品を提案している。

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