食料危機回避へ行動 ウクライナ侵攻で懸念―G7農相

東京, 3月12日, /AJMEDIA/

先進7カ国(G7)は11日、オンラインで農相会合を開き、ロシアのウクライナ侵攻で食料の安定供給への懸念が高まっているとして、食料危機回避のために「必要な行動を取る決意がある」との共同声明を採択した。
 ロシアとウクライナはともに主要な穀物輸出国で、供給不安により小麦などの国際価格が高騰している。G7は声明で「ロシアの大規模な侵略に非常に驚き、非難する」と糾弾し、「飢餓に苦しむ人々を増加させていることを深く懸念する」と強調した。収穫促進などを通じウクライナの国内外への食料供給を支援するとした上で「人為的な価格高騰は許さない」と、食料を対象とした投機的取引に立ち向かうと宣言した。

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