長崎園児誘拐殺人の記録廃棄 佐世保同級生殺害も―家裁

東京, 10月21日, /AJMEDIA/

 神戸市の連続児童殺傷事件の記録が廃棄されたことが判明した20日、2003年に長崎市で起きた中学生による幼稚園児誘拐殺害事件と、04年に長崎県佐世保市で発生した小学6年女児同級生殺害事件の記録も廃棄されていたことが長崎家裁への取材で分かった。家裁は廃棄の経緯を調査している。
 長崎市の事件は03年7月、幼稚園に通っていた男児=当時(4)=が誘拐された後、立体駐車場から落とされ殺害された。加害者は当時12歳の中学1年男子生徒だった。
 同級生殺害事件は佐世保市の市立小学校で04年6月に発生。6年生の女児=当時(12)=が当時11歳だった同級生女児に首をカッターナイフで切られ死亡した。
 長崎家裁によると、記録が廃棄された時期は長崎市の事件が18年3月、佐世保市の事件が19年2月だった。佐世保市の事件記録は家裁佐世保支部が廃棄していた。

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