犠牲者の冥福祈る 長野4人殺害事件から1年

東京, 5月25日 /AJMEDIA/

 長野県中野市で住民女性と警察官の計4人が殺害された事件は25日、発生から1年を迎えた。事件現場には花束が供えられ、手を合わせる人の姿も。訪れた同県小布施町に住む70代の女性は「事件の衝撃は大きかった。お盆ごろまで胸につかえた気持ちがあった」と話した。

 逮捕・起訴された青木政憲被告(32)が立てこもった自宅近くには、仏像が建てられている。前には「ご冥福をお祈り致します」と書かれたメモが添えられた花束があった。

 犠牲になった警察官が所属していた県警中野署にも献花台があり、多くの花束が並んでいた。県警によると、月命日に来署する市民がいるという。

 事件は昨年5月25日夕に発生。青木被告は、散歩中だった近所に住む竹内靖子さん=当時(70)と村上幸枝さん=同(66)=をナイフで殺害。通報を受けて駆け付けた玉井良樹警視=同(46)=と池内卓夫警部=同(61)、いずれも2階級特進=を猟銃とナイフで襲って殺害したとして起訴された。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts