東京, 5月26日 /AJMEDIA/
天皇、皇后両陛下は２５日午前、第７４回全国植樹祭出席などのため、羽田空港発の特別機で岡山県入りされた。天皇陛下の同県訪問は２０１６年以来で、皇后さまは初めて。
両陛下は同日午後、県立岡山工業高校（岡山市）を視察。道路のひび割れなど危険な所がないかを調べる活動について説明した生徒に、天皇陛下は「いい取り組みですね」とねぎらいの言葉を掛けた。水を浄化する化学実験について報告した生徒には、皇后さまが「将来はどんな仕事をしたいですか」と尋ねていた。
校内では、植樹祭での演奏に向けたジュニアオーケストラの練習も見学。オーケストラ関係者によると、天皇陛下は「一つになった素晴らしい演奏でした」と感想を述べたという。
宮内庁によると、天皇陛下は夜、上皇さまの姉、池田厚子さん（９３）の岡山市内の自宅を訪れた。
両陛下は２６日に植樹祭に出席後、西日本豪雨で７４人が死亡した倉敷市真備町を視察。被災者と懇談し、同日夜に帰京する。
