福島の高校生、処理水で提言 岸田首相「しっかり受け止める」

東京, 4月6日, /AJMEDIA/

 岸田文雄首相は5日、福島県の高校生による「ふくしま浜通り高校生会議」のメンバーと首相官邸で懇談した。メンバーは、東京電力福島第1原発から出る処理水の海洋放出について、風評被害の払拭(ふっしょく)に努めるよう提言。首相は「しっかり受け止めたい」と応じた。
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 高校生会議は、福島第1原発事故や東日本大震災からの復興について話し合ってきた。提言書は、海洋放出の安全性に国民の理解を得るためには、「対話型の取り組みを全国で増やすことが不可欠」などと明記。メンバーの一人は「立場の違いによって正しさが変わるということを意識しつつ関係者、地域の方々との連携を強くしていく必要がある」と訴えた。

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