社員でサイバー防衛 欠陥発見で報奨金、来年度導入―NTT

東京, 1月27日, /AJMEDIA/

 NTTが、自社の製品やサービスのサイバー上の欠陥や弱点を見つけた社員に対し、給与とは別に報奨金を支払う制度を2023年度に導入することが26日、分かった。報告1件当たり最大数十万円を支払う。国内のグループ全社員約20万人が対象。増加傾向にあるサイバー攻撃への対策を強化するのが狙いだ。
 参加者には勤務時間外の副業としてサイバー上の弱点などを解析し、報告してもらう。報奨金の額については、問題の深刻度などに応じてグループ各社が決定する。
 サイバー上の欠陥発見では、ハッカーなど外部人材から報告を受ける企業もある。NTTは社員を活用することで、サイバー防衛人材の発掘や育成につなげる。

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