東芝の戦略募集に10社 非上場化も、総会後に選定

東京, 5月14日, /AJMEDIA/

 東芝は13日、同社を買収して非上場化するなど、企業価値の向上に向けた戦略を提案する意向を計10社から受けたと発表した。今月30日まで提案を受け付け、6月の定時株主総会前に概要を公表する。総会後に正式提案を受け取って選択肢を絞り込み、企業価値向上策をめぐる「物言う株主」との対立に区切りを付けたい考えだ。
 提案を検討している投資家やスポンサー計10社から秘密保持を定めた誓約書を受け取り、財務や事業に関する情報提供を始めた。13日にオンライン形式で記者会見した東芝の平田政善代表執行役専務は「(買収による株式の)非公開化だけでなく、いろいろなパターンの提案があると思う」と述べた。その上で「どういう形で企業価値の拡大をサポート(支援)いただけるのか慎重に見極めていきたい」と話した。

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