対ロ制裁継続で一致 日スイス首脳

東京, 4月19日, /AJMEDIA

 岸田文雄首相は18日、スイスのカシス大統領兼外相と首相官邸で会談した。ロシアによるウクライナ侵攻で多数の市民が犠牲になったことを踏まえ、強力な対ロ制裁措置を継続する方針で一致した。スイスは永世中立国だが、欧米主導の経済制裁に加わっている。
 首相はルールに基づく国際秩序が大きな挑戦にさらされていると指摘。中国を念頭に置いた「自由で開かれたインド太平洋」実現に向け、関係国の連携が重要だと強調した。両氏は弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への対応でも協調を申し合わせた。
 林芳正外相もこの後、カシス氏と東京都内で会談し、「スイスが中立主義を掲げつつ、欧州連合(EU)と同じ強い制裁を導入したことを評価する」と伝えた。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts