不正閲覧4万5000件に拡大 新電力の顧客情報―九州電

東京, 2月9日, /AJMEDIA/

 九州電力の社員らが、子会社の九州電力送配電(福岡市)が管理する新電力の顧客情報を不正に閲覧していた問題で、両社は8日、閲覧件数が昨年4月から約9カ月間で4万5242件に上ったとの調査結果を発表した。今月3日に公表した調査結果では、昨年10月から3カ月間で1万3960件だった。期間をさかのぼって調査したところ、不正件数が3倍以上に拡大した。
 両社が8日、政府の個人情報保護委員会に調査結果を報告した。新電力と契約している顧客の名義や電話番号などが閲覧できる状態となっていたが、営業目的での利用や外部への個人情報流出は確認していないと説明している。

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