ミャンマーへの対応焦点 ASEAN首脳会議

東京, 11月11日, /AJMEDIA/

東南アジア諸国連合(ASEAN)は11日、カンボジアのプノンペンで首脳会議を開いた。ミャンマーでクーデターを起こし、権力を握った国軍への圧力を強め、正常化に道筋を付けられるかが焦点となる。
 終了後に発表される議長声明の草案は、ASEANが国軍に求める暴力の即時停止など5項目の合意履行が遅れていることに「深い失望感」を表明。ASEAN特使と民主派を含む全当事者の面会の早期実現を求めている。
 新型コロナウイルスの感染が広がった過去2年はオンラインで行われており、対面式は3年ぶり。12日はASEANと日中韓3カ国の首脳会議、13日はASEAN各国に日米中ロなど8カ国が加わる東アジアサミットを開催する。ロシアのプーチン大統領は欠席し、ラブロフ外相を派遣する。11~12日には、ASEANと日米中など域外各国の個別協議も行う。
 一連の会議では、中国が軍事拠点化を進める南シナ海情勢やウクライナ問題、弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への対応を巡っても意見を交わす。

Follow us on social

Facebook Twitter Youtube

Related Posts